「エシカル・コスメを考える」
2009/08/13 化粧品業界の今を斬る by starlab
「エシカル-ethical-」とは…英語で「倫理的な」「道徳的な」といった意味の言葉です。
エコロジーをもう少し広い定義で捉え、チャリティやフェアトレードなど、
「倫理的に正しい」ライフスタイルを指すようにもなってきています。
イギリスでムーブメントとなりつつある、「Ethical Fashion(倫理的なファッション」という考え方は、環境に負担をかけず、労働者の人権に配慮するブランドに注目を集め、それはオーガニック・自然化粧品業界にも影響しています。
今回は、今注目される企業の動向を見ながら、エシカル・コスメを考えてみたいと思います。
ロハスブームで見直された価値観。
それはこだわりという意思がそのまま消費行動につながっており、特に食品と化粧品の市場において、オーガニックをキーワードに揚げるビジネスが活況を呈しています。
■オーガニックの問題点
オーガニックとは、「3年以上無農薬、無化学肥料で栽培された農産物や、またはそれを原料に加工された食品」で、日本においては「有機」、アメリカでは「オーガニック」とされています。
アメリカでは更に抗生物質・ホルモン剤を使用せず生産された畜産物も「オーガニック」と表示されます
消費者に対し、適正な有機農産物を提供するための規格ですが、その設備だけでなく認証手続きにも多額の出費が必要となるため、実質的に有機農産物を生産していても、認証を受けずに(有機、オーガニックの表示をせずに)販売している生産者も少なくありません。
一方、消費者は、ナショナル・オーガニック認証ラベルが実施されて以来、新しいロゴマーク、または明確な表示が購入決定を左右したというデータがあり、
両者の乖離が生じています。
そしてそれは、食品業界だけでなく、オーガニック・自然化粧品業界にもおき始めているのです。
実際に効果と品質が両立したリアルオーガニックブランドは少なく、多くはオーガニック認証を取るために製品の効果や品質を下げているという部分もあり、
現状矛盾を生じてしまっています。
ここ数年で「オーガニック」をキーワードにビジネスにする企業が急激に増えたことで、認証に関する問題を始めとするオーガニックの矛盾、問題点が様々な立場で論議され始めています。
■オーガニック・自然化粧品の現状
大手のデパートに次々とオーガニックブランドがオープンする今。
オーガニックはもはや特別ではなくなっています。
それはオーガニックがアピールポイントではなくなった、ということであり、プラスアルファの要素が必要とされているのです。
消費者の知識も相当高まった今、いくつものスタープロダクツをチョイスして使っているという傾向も見られ、より明確なアピールポイントの必要性を感じます。
特に、化粧品というは、フィロソフィを投影しやすい商品ということもあり、そこに”エシカル”が登場するのは、ロハスが浸透している今、ごく自然な流れのように感じられます。
実際に現在注目されている企業と、その活動の内容を見てみましょう。
◆ AVEDA(アヴェダ)
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生産面で先住民族とパートナーシップを築き、フェアトレードを行うのはもちろん、その教育・医療の面をサポートし、自立させることが大切で、ボランティアではなくビジネスとして付き合っていくことを重要としています。 ◆ ジョンマスターオーガニック
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ブランド創業当時から地球環境や起業の社会的責任を大切にした事業展開を展開しているアヴェダ。


