男の聖域 6.
2008/08/15 男の聖域 by Onda Masayo
どうする?気付いたらあった茶渋のようなシミ?!
◆色黒=モテ男の図式が崩壊??
街に出て若い男の子達を観察し、メンズ雑誌をパラパラとめくってみる。
そして気付いたのが「色の黒い男の子が少ない」という事実。
夏本番だというのに、なんだか盛り上がりに欠ける感じがしないでもない。
一昔前は、広告代理店やテレビマンなどのいわゆる“業界の男”は肌の色をこんがりと焼いているのが当たり前だったし、普通のサラリーマンでも夏は自宅のベランダや屋上で肌を焼いて少しでも小麦色の肌に近づこうとしていた記憶がある。
仕事の出来るモテ男=色黒の男という方程式が成り立っていた時代である。
少し前でも「ギャル男」と呼ばれる若い男の子達が、日焼けサロンなどで肌をこんがりと焼き、どこの部族かと思われる肌の黒さとファッションで渋谷の町を闊歩していたのが記憶に新しい。
それが、最近では「サロン」といっても「日焼けサロン」ではなく「メンズエステサロン」のほうが優勢になってきている。
この男性達の心境の変化(特に若い男の子達)は何なのか。
今回は、日焼けへの意識の変化と最新の美容医療について考えていきたい。
◆メンズの美容医療はどこまでいっている??
まだまだ一般男性の美容医療への浸透度は低いものの、ニーズに答えるかのように男性用の美容医療を行っているクリニックが増えているという。
男性ならではの、ひげ脱毛や薄毛などの悩みなどで通う人が多いのかと思いきや、アンチエイジング的な施術を希望する人の割合のほうが多いとか。
弾力を失ってきた部分にヒアルロン酸を注入したり、怒っていたり悩んでみえる眉間のシワを気にしてボトックスを受けにきたりと、女性が受けているエイジング対策の施術となんら変わらないものが人気のようだ。
彼女や奥さんからの紹介で来る人が多いらしいが、じっくりと時間をかけて美容をできない多忙な男性には一回で効果のでる美容医療はハマルと癖になるのかもしれない。
ビジネスシーンにおいてもいつまでも若々しく、身だしなみに気を使っている人は部下や取引先からも一目を置かれる。
年齢を重ねることを止めるのは無理だが、見た目や相手に与える印象を考えてメンテナンスするのは楽しく人生を謳歌するコツかもしれない。
一般的に男性は、女性に比べて痛みに弱いとされているが、確かに美容医療については注射で注入するものが多く、痛みという面においては多少の我慢が必要だった。
しかし、「タカミクリニック&メディカルスパ」では、今まで注射で注入する以外不可能だと言われていた、高分子のヒアルロン酸などを注射針を使わず肌の奥まで注入することを可能にした「タカミ式無針メソセラピー」が話題だ。
「ハリのない注射器」といわれるこの最新機器を使用した治療は、痛みを伴わずに自然にアンチエイジング対策ができる機械として日本ではじめて導入された。
定期的に訪れてケアしている著名人が多いという。男性の美容医療に対するある意味「壁」であった「痛み」まで取り払われた今、さらなる利用者が予想される。
◆クリニックを決めるポイント
いざクリニックに行こうと思っても、どこに行って良いのかわからないという男性も多いと思う。
まずは、身近な女性に聞いてみるのが一番の早道であるが、聞けるような人が周りにいない、恥ずかしいという方はネットでよく調べてから行くことをおススメする。
まずは、立地。
続けて通うことや施術後何かあったと時のことを考えて自宅に近いか、通勤経路の範囲が望ましい。
そして次に大事なのが担当ドクターとの相性だ。
ドクターによって考え方や方針が違う為、自分にあった治療をしてくれそうなドクターを見つけることが必要。
初診料がかかるところがほとんどだが、その際に治療の方針やトータルでかかる金額や日数などをきちんと話し合うことで安心して施術を受ける準備ができる。
その際には、自分のなりたい男性像を明確にしておくことがとても重要。
気になっているのが「シワ」だとしてもどこのシワをどのようにしたいのか、を明確にしよう。
例えば眉間のシワは取りたいが、目尻のシワは親しみやすさがあって気に入っているから残したい、など。
すべてドクター任せだとなんだか不自然な納得いかない仕上がりになってしまうこともありえる。
また、あたりまえだが男性専用の施術室等を完備していない場合、待合室も含めて女性だらけなので居心地を考えるのであればせめて男性の美容医療に力を入れているクリニックを探しておくことをおススメする。
◆まずは自宅で体験できる「美容器」から
先日ソフトバンクから発売になった「アイフォン」の人気には驚いた。
徹夜で並んでいる人があんなにいるとは驚きだ。
しかもほとんどが男性。最先端の技術を搭載した携帯をいち早く持ちたいという気持ちはわからなくもないがとにかくすごい盛り上がりだった。
美容の世界でもメカニック的な分野が日々進化していている。
機械系なら得意、面白そうという男性にはぜひとも使って頂きたいのが家庭用「美顔器」である。
「美顔器」といっても、形状や効果は様々。
まずは自分のなりたい肌の状態を決めることが大切。
主なものとしては、イオン導入、超音波、金属ローラー、レーザー、スチームなど。
それぞれの特徴を把握して使い分けると効果がより出やすい。
例えば、乾燥が気になるならスチーム、たるみが気になるならローラー、毛穴が目立つならイオン導入、ハリなら超音波など。
とはいえ、使用する美容液により効果が変わってくるので発売している美顔器メーカーの美容理論を含めて比較検討し使用することをおススメする。
なかには、超音波ケアとイオンケアを一つの美顔器でできるという優れものもある。
「ツインエレナイザー」という美顔器で、今まで超音波美顔気器とイオン導入器を二つ買わないとできなかったケアが一つでできてしまうのだ。
さらに軽量でコンパクトなのが素晴らしい。
重さが130gで長さが15cmだから場所をとらないし、ケアをしていても疲れないのがうれしい。
美顔器初心者の方で興味のある方はチェックしてみてほしい。
◆「シチェエーションコスメ」に女はグッとくる?!
「痒いところに手が届く」そんなシチュエーションコスメは普段、男性用コスメを使っていないという方にも入りやすいアイテムだ。女性からしてもうれしいサプライズに違いない。
今後も、様々なシチュエーションで活躍するコスメを、折を見てご紹介していきたい。
【インドア編】
湿度の高い日本の夏は暑いだけでなく「蒸し風呂」のようなモワッとした不快感を伴う。
そんな時は、「ルームスプレー」がおススメ。
アロマの香りで爽やかにリフレッシュできる。
夏場は、ベルガモットやレモンといった柑橘系やユーカリなどのウッディー系のエッセンシャルオイルを使用した香りが気分も爽やかにしてくれる。
気持ちを静める効果や殺菌作用もあるので空気の清浄化にも一役買ってくれる。
夏のレジャーで渋滞につかまりイライラしてきたら、シュッとひと吹き。
つまらない喧嘩を回避してくれるかもしれない。
さらに二人の距離を縮めたいカップルには、「イランイラン」のエッセンシャルオイルをブレンドしてみてほしい。「イランイラン」は古くから催淫作用があるとされてきたセクシーな香りで、単体では濃厚すぎると感じる人もいるが柑橘系のエッセンシャルオイルと混ぜると、香りが柔らかくなり爽やかな中にもエキゾチックで気分を落ち着かせる香りに仕上がる。
インドネシアでは、結婚式を挙げたばかりの夫婦のベッドにはイランイランの花を撒いておくという習慣が現在でも続いているそう。
新婚初夜の熱々ぶりにあやかってみてはいかがだろう。
もしも私がメンズ携帯用ローションを企画するなら
商品名:「浮かない男」携帯用UV
価格:2500円〜3000円
容量:40ml
香り:無香タイプ
SPF:15〜18 PA++
◆製品仕様
○白浮きせず肌色をよく見せる効果があり、UVしながら美肌に見える優れもの。肌へのダメージを考え、守りながらゆっくりほのかに焼きたい人におススメ
◆特徴成分
白浮きせずに自然な肌色に見せる!
ファンデーション効果
枯れているのとは違う!
浸透型保湿成分配合
焼けムラを抑える!
伸びのよいテクスチャー
◆香り
グレープフルーツなどの柑橘系のさっぱりとした香り。これからの季節リフレッシュアイテムとしても。
◆パッケージ

***プロフィール***
恩田 雅世(おんだ まさよ) コスメティックプランナー
数社の化粧品メーカーで化粧品の企画・開発に携わり独立。
現在フリーランスとしてベルサイユのばらコスメの開発プロジェクト他、さまざまな化粧品の企画・プロデュースに携わっている。ラグジュアリー系男性誌等から、メンズコスメについての執筆依頼も多数あり。



