■NO.07 費用をかけずにPRする!■ (2009.08.15)

<第7弾>第3章−3:費用をかけずにPRする!

AGENA・新井さん VS ケミカルウサギ

<ケミカルウサギ>
皆様、こんにちは! 暖かい、暖かいとささやかれてはおりますが、冬らしく、寒くなってまいりましたね〜。木枯らしにもめげずに、化粧道創業・第7弾のはじまり、はじまり〜。
さて、早速ですが今月の化粧道創業は「費用をかけずにPRする!」というわけで、開発した化粧品をより多くの消費者の方々へ知って頂くために、どうしてい けばよいのか?認知度を高めるには!?この辺りについて、探っていきたいと思います。

<新井さん>
こんにちは、ケミカルウサギ。

<ケミカルウサギ>
新井さん、今月もよろしくお願い致します。

<新井さん>
こちらこそ。
とうとう、2004年も最後になってしまったわね。

<ケミカルウサギ>
そうですね〜。なんだかアっという間であった気がします。

<新井さん>
ちょうどこの本(化粧道創業)の3章-3の挿絵は「結実」なのよ。小さな種が芽をだして、すくすくと育って、花をつけて実が生るっていうね。

<ケミカルウサギ>
成果に感謝、とありますね。1年の最後に「実を結ぶ」とは、う〜んぴったりです。

<新井さん>
しかも果実は、その中にまた新しい「種」を内包しているのよ。

<ケミカルウサギ>
ふっ、深いですね。新年につながる新しい「種」ですね。

<新井さん>
次のビジネスにつながる「新しい種」よ、ケミカルウサギ(笑)まあ、「種」の話はこの辺りで、またね。さあ、効果的なPRについて話を戻しましょう。

<ケミカルウサギ>
はっ、はい。ところで「広告」と「PR」が違うものだなんて、知らなかったです。「広告」は新聞や雑誌のスペース、またはTVやラジオの時間を、お金を出して買い取り、その中で商品の宣伝をすること。 「PR」はメディア側に選択権があり、紹介に値すると判断した商品、情報を自主的に紹介・発信することなのですね。

<新井さん>
そう。そして「広告」にはメディアに載せるための費用がかかるけれど、PRでは費用がかからないわけね。

<ケミカルウサギ>
なるほど、それで「費用をかけずに、PR」ってわけですね!!!広告料って、高いっていうイメージがあります。費用がかからないのならば、断然「PR」狙いでいきたいですね。

<新井さん>
単純には、だれでもそう考えるでしょうね(笑)「広告」には広告だけが持つ意義があり、それは「PR」に取って代わられるものではない。 けれど、少ない費用が前提の場合、やっぱり「PR」は魅力的ね。 但し、その分だけちゃんとハードルが設けられているわけ。

<ケミカルウサギ>

ハードルですか?

<新井さん>
「広告」はお金で時間やスペースを買い上げ、それを使って企業が消費者に向けて自由に情報を発信できるわね。でも「PR」の場合は、情報がメディア側の<ふるい>にかけられるわ。その<ふるい>はメディア側の意向が反映されているものだから、当然均一なものではないし、各社独自のカラーもあるの。

<ケミカルウサギ>
フム、フム。では、どうやってその<ふるい>に振り落とされずに残るかですね。

<新井さん>
「この商品はよいのです!」「この商品を売りたい!」ってだけでは、まず駄目よね。なぜなら、どこでもそう思っているから。

<ケミカルウサギ>
うははは。確かにその通りですね。

<新井さん>
選択権を持つメディア側は常に「取り上げて欲しい!」という企業側、つまり私たち側から発信される膨大な情報に取り巻かれているわけね。そんな状況下で は、メディア側の担当者のアンテナに引っかかる情報発信が必要よね。「おっ!?」とか「これはっ?」とか「これを書きたい!」とか「知りたい!」とかね。とにかく興味を惹ける情報を提供すること。

<ケミカルウサギ>
でも、どんな情報なら興味を惹けるのでしょうか??

<新井さん>
それはメディア側の担当者の立場にたって考えてみることね。

<ケミカルウサギ>
うっ・・・ごもっともでございます。

<新井さん>
ふふふ。もうちょっとヒントをあげましょうね。
「メディア」っていう言葉で表現してしまうと、なんだかとてつもなく大きな括りに感じられてしまうけれども、情報を選択するのも人ならば、情報の体裁を整 えるのも(つまりライターね)人、それを発信するのも結局は人なのよね。その人たちが、今どんな情報を欲しがっているのか?私たちもまた情報が必要ってわけ。

<ケミカルウサギ>
直接、聞いちゃうっていう手はアリですかね?

<新井さん>
それもアリね(笑)

<ケミカルウサギ>
え〜!アリなのですか??

<新井さん>
だって、本人に聞くのが一番手っ取り早くて、正確じゃない?

<ケミカルウサギ>
それは、そうですけれど。。。

<新井さん>
つまり、そんな風にお互いに気を許して付き合えるような関係を日頃から担当者同士が作っておくことが大切っていうこと。メディア側の担当者と公私分け隔てなく付き合えるような関係をね。そうすれば、相手をより知ることができるし、自分も知ってもらえる。今相手が欲しがっている情報が何か、こちら側が発信したい情報と一致するかどうか?違 う場合には、一致させる方法はあるだろうか?はたまた、他につなげる方法はないか?同時に、こちらを他へつなげてはもらえないだろうか?それには、こちら側の担当者の資質が少なからず影響するわけで、明るく社交的でネットワークづくりが苦にならないような資質を持つ人材を育ててゆく必要もあるわね。 ヨーロッパで誕生したブランドが、今日こんなにも成長したのは、彼等の人付き合いやネットワークを通して行われるPRの上手さにあるの。欧米では日本人はお金があるから広告費をガンガン使うけれど、PR下手って言われているのよ。

<ケミカルウサギ>
へえ〜、PR下手って言われているのですか。。。でもこの不況では、真っ先に広告費は削られそうですね。。。

<新井さん>
そうね。だから、今時はどうやってPRしていくかって余計に重要ね。
お金が使えなかったら、さて何処を使うか?

<ケミカルウサギ>
え〜〜!どこを使いましょうか??

<新井さん>
だから、頭しか使えないでしょう。知恵を使うのよ(笑)それから何度もいうけれど人と人をつなぐネットワークね。具体的には人の心をくすぐるような、ウイットのあるカードを定期的に送るとか、ね。ただのそこらへんのカードではなくてよ。一見すると、とても小さなことだけれど、季節が移り変わる毎に届けられる一枚のカード。毎回、面白い趣向が凝らされている一枚なわけね。「いつも、凝っているわね〜。そういえば、あの人はどうしているかしら?」当然、カードを送って来た相手のことが思い出されるし、心に留まるわね。さあ、今度はプレス発表の招待状が贈られて来ました。「ちょうど時間もあるし、あの人の顔をちょっと見に行きましょうか。」 さあ、今度は商品が発売されました。「あら!とうとう発売されたのね。出足はどんな感じかしら?あの人忙しくしていることでしょうね・・・」

<ケミカルウサギ>
何かと、気になる存在になっていく、というわけですね。でも、始まりの一歩は一枚の気の利いたカード、と。

<新井さん>
大事なのは、たとえ無反応でもめげずに定期的に、必ず送られてくるということ。小さなことの積み上げが大事。人の信頼を得ることが同じようにね。そして、一枚のカードと共に思い浮かべる「顔」があるってこと。 送られてくるそれは他と一線を画す「驚き」「感動」「笑い」など、相手を面白がらせてやろう、楽しませてやろう、という「気持ちが込められている」ということ。人対人だから、やはりそういう気持ちはちゃんと伝わるものなのね。だから余計に、人の心の機微がわかる人材って大切よね。

<ケミカルウサギ>
なるほど〜。

<新井さん>
私たち「情報を発信したい」と思っている側が、想像するよりも遥かに多く、メディア側は情報を求めているわ。だって、彼等は「情報を発信しなければならない」わけで、それが仕事なのだから。彼等は基本的に常に情報不足!飢えているの。但し、面白くて役に立つ、自分達にとって有効な情報に対してのみね。だから、彼等が欲しがるような時流にのったネタに、自分達の発信したい情報を巧みに織り交ぜて、密に提案していくことが必要ということね。こんな感じでいかがかしら?ケミカルうさぎちゃん。

<ケミカルウサギ>
はい!「PR」をしてもらうためにはマメさ、根気のよさで信頼を勝ち得、遊び心や機知に富んだ心くばりで、相手の心をぐっと鷲掴みにして離さない術が必要と。。。なんて、難しい・・・・・。

<新井さん>
そんなことないわ〜相手が今、何を欲しているのか、どうしてもらいたい思っているのか、まずはそれを考えればいいのよ。まぁ、また来年もあるから気楽にいきましょう。

<ケミカルウサギ>
・・・ぬぬぬ、連載半年を超えても、悲しいかな理解度が高まらない私です。。。と、いうわけで2004年・化粧道創業はこの辺りでお終いです。 いかがでしたか? 皆様の化粧品ビジネスの発展に少しでもお役立ていただくことができたらば、こんなに嬉しいことはありません。新しい年もこの調子でビシっとお届け(?)してまいりますので、どうぞ宜しくお願いいたします♪
新年2005年1月号は、第3章-4 インターネット活用は急務!をお届けいたします〜。
それでは皆様、よい年越しを!!

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