ジェンダーレスコスメ伸長の兆し

トレンド情報

いざ「化粧品を創りたい!」と思っても、数多あるOEMメーカーからどこの会社を選んだらいいのか、どんなアイテムを創ったらいいのか、頭を抱える企画担当者が多いのではないでしょうか。

そこでコスメティックプランナー恩田雅世が、外部ならではの視点でホシケミカルズ担当者に切り込み、商品企画のヒントとなるようなトレンド情報や美容の潮流、さらにOEM/ODMの深部にぐぐっと迫る対談企画。他では聞けない裏話もこっそり聞いちゃいます!

登場人物プロフィール

    恩田雅世
コスメティックプランナー。数社の化粧品メーカーで化粧品の企画・開発に携わり独立。現在、フリーランスとして「ベルサイユのばらコスメ」開発プロジェクトの他、様々な化粧品の企画プロデュースに携わっている。コスメと女性心理に関する記事も執筆している。
https://onda-media.com/

ホシケミカルズ商品企画担当:Y
化粧品メーカーの研究部門出身というホシケミカルズでは異色のリケジョ。化学の豊富な知識や知見に基づき、成分特徴と技術を結集させた理論派コスメ企画を得意とする。

ホシケミカルズ広報担当:S
ヘルスケアアイテムのBtoC広報を経て5年前に入社。自社サービス・商品のPRを担当。理性(技術や理論)と感性(わくわく感)を織り交ぜた情報発信を心掛けている。

 

 

恩田
恩田

ダイバーシティ(多様性)の時代と言われる現在、セクシャルマイノリティーについて「LGBT」ではなく「LGBT+Q」と表現されているのを最近よく目にするようになりました。
Qは「クエスチョニング」と「クイア」の意味をもち、あえてどちらの性か決めないという流動的な個性が表現されているところに注目しています。
化粧品においても男性用は“メンズコスメ”というカテゴリーだけでは語れないようになってきている気がしますが、いかがでしょうか?

 

広報担当S
広報担当S

 

とくに海外では価値観の変化やファッション業界のジェンダーレス化のブームの流れもあって、化粧品でもジェンダーレス(ノージェンダー)を訴求するブランドが増えてきていますね。

着実にひとつのカテゴリーに成長しつつあります。

 

恩田
恩田

 

海外ブランドのMilk Makeupが「メイクアップはみんなのもの」というコンセプトで性別を超えて誰もが使えるコスメを発売し話題になりましたよね。パッケージもセンスが良くファッショナブルで、男女関係なく気軽に使える自由さを感じました。

 

広報担当S
広報担当S

日本ではまだ男らしさを強調したコンセプトの“フォーメンブランド”が主流になっています。しかし、メンズコスメという枠には収まらない、感度の高い人たちに支持される洗練された革新的なブランドも登場しています。フォーメンブランド一辺倒の流れも今後変わっていくかもしれないですね。

 

恩田
恩田

アパレルのセレクトショップなどを見ていますと、男性と女性の洋服をあえて分けずに近くに展示していたり、洋服売り場にハンドクリームやルームスプレーをディスプレー的に置いて販売していたり、と非常に上手に生活に根差したコスメや雑貨の提案をしていると思います。

 

広報担当S
広報担当S

女性ユーザーを想定した従来の販売チャネルでは購入しにくい、と感じている層もいますよね。少し前の「シェアドコスメ」のトレンドとも違い、男女関係なく個人が“自分が必要とするもの”、“心地よいと思うもの”が欲しいという自然な欲求に対して、自然な形で提供できるというのは理想的なアプローチですね。

 

恩田
恩田

ジェンダーレスコスメの商品開発においては、性別を超えて感じる心地よさテクスチャーや香りとは何か?ということを深く追求していくことが求められる気がしますが、いかがでしょうか?

 

商品企画担当Y
商品企画Y

はい、ユニセックスなデザインや男女共に使いやすい使い心地といった一般的な訴求点に加え、QOLの向上に帰依するような、使う方々の生活がより豊かに楽しくなる、性差を超えた感性に訴えかけられるものづくりが求められると思います。

 

恩田
恩田

具体的にジェンダーレスコスメを開発していく場合、どのようなものがおすすめですか?

 

商品企画担当Y
商品企画Y

取り組みやすいところで言えば、やはり男女で使えるさっぱり系のスキンケアやユニセックスな容器デザインですね。弊社にはデザイナーがおりますので、性別を感じさせないスタイリッシュな容器デザインもご提案できます。
そしてさらに一歩進んで時代の潮流を取り入れるなら、最近では男性でも使いやすいようなベースメイクアイテムが注目をされているので、ぜひおすすめしたいです。

 

恩田
恩田

男性は習慣化すると使い続けると言われていますので、今までスキンケアだけで終わっていたという方には良いアイテムですね。

 

商品企画担当Y
商品企画Y

例えば、日焼け止めには興味があるけどまだ塗る習慣がないという男性にご提案したいアイテムとして、スキンケアの延長で導入しやすい薬用ホワイトエッセンスTAVがあります。
「薬用ホワイトエッセンスTAV」の詳細はこちら

 

恩田
恩田

最近は夏の日差しも強く、日傘を持たれている男性も増えてきていると聞きます。紫外線による肌ダメージが気になっているけど何を使ったらよいかわからない、どんなケアが良いのかわからないという方も実は多いと思います。

 

商品企画担当Y
商品企画Y

紫外線防御機能だけでなく、美白・肌荒れ効果もある多機能ミルクなので朝の乳液代わりとして負担なく始められるアイテムとしてお薦めです。
もちろん、薬用(医薬部外品)でなくても開発可能ですのでご興味あればご相談いただければと思います。

 

恩田
恩田

朝、乳液代わりに塗るだけで、紫外線防御機能だけでなく美白効果や肌荒れ効果もあるなんてとっても便利ですね。

 

商品企画担当Y
商品企画Y

女性用ほどカバー力は求めないけど、身だしなみで肌をきれいにみせたいという方には、軽めのCCクリームや下地程度のメイクアイテムを顔色補整として使って頂くのもお薦めです。

 

恩田
恩田

先程も述べましたが、男性は習慣にないことをすると“メイクをしている”という特別感・非日常感になってしまいますが、乳液に多少色がついたものを付けて顔色を整えるというようなアイテムだったら取り入れやすいかもしれませんね。

 

商品企画担当Y
商品企画Y

はい、そのような男性にも取り入れやすい商品で、もちろん女性がつかっても心地よい“ボーダレスな商品”の開発の需要がこれからのびてくるかもしれません。ちなみに弊社には男性研究員も多数おりますので、男女に好まれる使用感の訴求ができるのも強みです。

 

恩田
恩田

消費者に対してアルコールフリー、パラベンフリー、界面活性剤フリー、鉱物油フリーといった安全面での訴求のみならず、ジェンダーフリーで心地よい自由な化粧品であるということが今後のブランド戦略の一端を担っていく可能性を感じます。
男性であれ、女性であれ個性を存分に発揮して自分らしく生きるということは大切なことであり、化粧品がサポートできることはまだまだある、という可能性を感じました。

 

「ジェンダーレスコスメ」をはじめメンズコスメ関連の商品開発についても、お気軽にお問い合わせください。
お問合せはこちら

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