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“デオドラント系”ボディソープの最新市場動向

トレンド情報

1.注目の高付加価値型ボディソープ市場

ここ数年ボディソープ市場は伸長しており、2023年の日本のボディソープ市場規模は約1200億円見込と成長予測され、コロナ禍以降はセルフケア意識の高まりもあり、高単価・高付加価値カテゴリーが拡大傾向にあります。最近の商品では“睡眠ケアと体の乾燥”を絡めた面白い切り口の商品もありました。

デオドラント系ボディソープにおいては、安価なものも市場にはみられますが、医薬部外品にして付加価値をつけるなど、中~高価格帯で販売している商品もあり、“高品質を好む消費者はボディソープへの支出も惜しまない”と考えられるので狙い目かもしれません。

出展:週刊粧業 【ボディソープ・ボディシャンプー】市場規模・トレンド・ニュースランキング

 

 

2.デオドラント系ボディソープの市場状況

デオドラント系の市場を見てみますと、大きく分けて「化粧品」と「医薬部外品」の2パターンがあることがわかります。

「化粧品」は、“香りによる不快臭のマスキング”や“臭いの元となる汚れを洗浄する”という、物理的な作用であれば、間接的に訴求することは可能です。

対して「医薬部外品」は、有効成分による作用体臭・汗臭を防ぐ訴求がダイレクトに可能になるという点が大きな違いになります。医薬部外品のデオドラント有効成分としては「イソプロピルメチルフェノール」「ミコナゾール硝酸塩」「緑茶乾留エキス」などが知られています。

 

ボディソープ全体では、家族全員で使えるファミリーユースが多い傾向にありますが、デオドラント系に関しては、ドラッグストアを中心とした男性向け洗浄力特化訴求のお手頃品や、意識の高い女性向けの中価格帯商品など、ターゲットを絞った訴求が目立ちました。いずれにしても、どれも洗い上がりはさっぱりとするものが一般的な印象です。

 

 

3.デオドラント系ボディソープの商品開発ポイント

コスト重視の低価格商品は、大手ドラッグストアブランドを中心として、すでに多くの企業が参入し競争が激化しています。まさに“レッドオーシャン”状態です。

コロナ禍以降、セルフケア意識が高まっている今なら、高付加価値&中~高価格帯市場が狙い目です。ただし、フェムケア、うるおいケア、エイジングケア、睡眠ケア・・など、“洗浄力以外で何を訴求するか”が差別化ポイントとして必要になってきます。

また訴求ポイントだけでなく、ファミリー向けなのか個人向けなのか、男性・女性・ジェンダーレスのいずれかに特化するのかなどもあわせて、自社の顧客ニーズを見極めながらターゲットを明確にしていくことも大切です。

 

 

4.最短で商品化が可能なODM品

デオドラントボディソープ商品をできるだけ早く発売したいという方に朗報です。
ホシケミカルズでは、すぐにご提案可能なデオドラントボディソープとして『薬用ボディウォッシュ』の紹介を開始しました。専門の企画部署が、こだわりの処方をすぐに商品化できるレベルまで仕上げた承認済みの医薬部外品のため、申請期間をショートカットして最短での商品化が可能です。
それ以外にも、イチからのオリジナル開発も相談可能です。

 

 

5.まとめ

コロナ禍以降『清潔志向』が高まり、男女ともにボディウオッシュ市場は拡大傾向にあると言われていますが、ここ何年かの温暖化による酷暑も後押ししているのではないかと感じます。

特に湿度の高い日本では、肌が汗でベタベタとした不快感や臭いが気になり、今まで臭いケアに無関心だった層も、商品を購入することが予測されます。

「本気度の高い体臭悩み」から「エチケット感覚の臭いケア」までニーズが広がっていくなか、どこに焦点を当てていくのかが重要になってきます。

また、「アクティブシニアの増加」や「フェムケア」といった社会的なキーワードと絡めた開発が可能な“デオドラント系ボディソープ”は、将来的に可能性のあるアイテムだと感じています。

デオドラントフォームウォッシュ
フェムケアシリーズ デオドラント フォームウォッシュOEM・ODM肌あたりの優しい柔らかな泡が、臭いや不快感の原因となる汚れや雑菌、古い角質をすっきりと洗い流し、清潔で透明感のある肌へ導きます。抗炎症成分やバリア機能改善成分配合で、デリケー<続きを読む>

(執筆者:恩田雅代)

 

 

 

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ホシケミカルズの「広報」「商品企画」「販促」を担当する3名は日々、ビューティ業界の動向や、注目のトレンドをリサーチするためSNSを含めた様々なメディアをパトロールしています。
そこでキャッチした話題やホットなテーマについて、外部のコスメティックプランナー恩田雅世さんと定期的にトーク&ディスカッションする時間を設けています。“OEM企業ならではの視点”で深掘りしたり、ブームの背景を探り商品やトレンドを分析、さらには、少し先の未来を予測してみたり…!4名の座談会を元に記事化しています。

登場人物プロフィール

恩田雅世
コスメティックプランナー。
数社の化粧品メーカーで化粧品の企画・開発に携わり独立。
現在、フリーランスとして「ベルサイユのばらコスメ」開発プロジェクトの他、様々な化粧品の企画プロデュースに携わっている。コスメと女性心理に関する記事も執筆している。
ホシケミカルズ広報S
ヘルスケアアイテムのBtoC広報を経て、ホシケミカルズでもPRを担当。
販売時の切り口や訴求点とともに、理性(技術や理論)と感性(わくわく感)を織り交ぜた情報発信を心掛けている。
ホシケミカルズ商品企画Y
ホシケミカルズでは異色の化粧品メーカー研究部門出身という企画担当。
化学の豊富な知識や知見に基づき、成分特徴と技術を結集させた理論派コスメ企画を得意とする。
販促M ホシケミカルズ販促M
販促担当としてメルマガや動画の撮影&編集までマルチにこなすZ世代。
前職での複数のソーシャルメディア運営実績を活かし、多角的な情報収集と発信を行う。

 

 

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