D2Cブランドの躍進

トレンド情報

いざ「化粧品を創りたい!」と思っても、数多あるOEMメーカーからどこの会社を選んだらいいのか、どんなアイテムを創ったらいいのか、頭を抱える企画担当者が多いのではないでしょうか。

そこでコスメティックプランナー恩田雅世が、外部ならではの視点でホシケミカルズ担当者に切り込み、商品企画のヒントとなるようなトレンド情報や美容の潮流、さらにOEM/ODMの深部にぐぐっと迫る対談企画。他では聞けない裏話もこっそり聞いちゃいます!

登場人物プロフィール

    恩田雅世
コスメティックプランナー。数社の化粧品メーカーで化粧品の企画・開発に携わり独立。現在、フリーランスとして「ベルサイユのばらコスメ」開発プロジェクトの他、様々な化粧品の企画プロデュースに携わっている。コスメと女性心理に関する記事も執筆している。
https://onda-media.com/

ホシケミカルズ商品企画担当:Y
化粧品メーカーの研究部門出身というホシケミカルズでは異色のリケジョ。化学の豊富な知識や知見に基づき、成分特徴と技術を結集させた理論派コスメ企画を得意とする。

ホシケミカルズ広報担当:S
ヘルスケアアイテムのBtoC広報を経て5年前に入社。自社サービス・商品のPRを担当。理性(技術や理論)と感性(わくわく感)を織り交ぜた情報発信を心掛けている。

 

恩田
恩田

東京では、新型コロナウィルスに対する緊急事態宣言が解除になり、新しい生活様式での経済活動が戻りつつありますが、比例して新規感染者数も増加傾向にありますね。

 

広報担当S
広報担当S

 

人の流れが活発になり接触が増えると比例して増えていく、厄介なウィルスですね。

 

恩田
恩田

 

バラエティショップなどは各店舗により対応もまちまちですが、テスターが撤去されていたり、お客様へのタッチアップが禁止されているようなところもあります。

 

広報担当S
広報担当S

その影響からか、予測よりも早いスピードでデジタル化・オンライン化が進み、非接触での販売をメインにしている”D2Cコスメ”に注目が集まっています。

 

恩田
恩田

“D2Cコスメ”の「D2C」とはどのようなものを指すのでしょうか?

 

広報担当S
広報担当S

 D2Cは、Direct-to-Consumerの俗称で、作り手であるメーカーや個人が自分たちの思いや商品の良さを直接伝える発信のチャネルと、EC的な直販を合わせたような形態をさします。

画像
 

*ECとは…Electronic Commerce(電子商取引)の略で、インターネット上で商品やサービスを購入すること。「インターネット通販」や「ネットショップ」などを指す総称です。

 

恩田
恩田

 従来のECとは何が違うのでしょうか?

 

広報S
広報S

販売する為のチャネルである要素が強ECに対して、D2Cは、一方的に販売するというより双方向のコミュニケーションにより商品が生まれ、ビジネスが展開していくイメージです。作り手→使い手という関係性でなく、作り手=使い手という関係性を築いています。

 

恩田
恩田

ブランドサイトの立ち上げから情報発信、マーケティング・PR・販売まで、全てをデジタルで完結しているのも特徴ですよね。

 

広報S
広報S

最近は、D2Cコスメブランドからの弊社への問い合わせも実際に増えています。

 

恩田
恩田

具体的にはどのようなアイテムが多いですか?

 

広報S
広報S

ご希望のアイテムは、ニッチ系もあればメイクからスキンケアまで様々ですが、皆さんすでにいる自分のファン(顧客)に響くものを選んでいるのが特徴的です。

 

恩田
恩田

ファンの潜在的なニーズや顕在化した悩みを汲んで開発するというところもD2Cコスメの特徴なのですね。

 

商品企画Y
商品企画Y

これまでも商品開発の過程でマーケティングは行われていましたが、近年話題のD2Cでは、作り手と顧客の距離が近く、より密接に両者がコミュニケーションを行っている印象です。

 

恩田
恩田

インターネットやSNSを主軸にしたビジネスだと、ファン(顧客)のリアルな反応をキャッチしやすく、コミュニケーションも迅速にできるので、商品開発へのフィードバックがしやすいですね。

 

商品企画Y

商品を“開発してから売る”のではなく、“一緒に開発していく”ことで、商品に愛着が芽生え、熱心に愛用してくれるロイヤルカスタマー化も期待できます。

 

恩田
恩田

そのような新しい開発の流れに対して、御社ではどのような取り組みを考えていらっしゃいますか?

 

商品企画担当Y
商品企画Y

最初の開発品は最小ロット(基本的には1000~3000程度)でテストマーケティングを兼ねて販売し、リピート開発しながら商品のブラッシュアップを重ねていくことをおすすめしたいです。

 

恩田
恩田

最小とはいえ、初めて開発される方はハードルが高いと思う方もいるかもしれません。

 

商品企画担当Y
商品企画Y

化粧品業界では一般的なロット数なのですが、新規参入されるお客様などはロット数が大きいと懸念される方もいらっしゃいます。
ただ、私たちはお客様に本当に愛される化粧品を開発していただきたいので、開発した商品が一発屋で終わってしまわないように、ぜひブラッシュアップしながら長く愛される商品を開発していただきたいですね。特に、顧客とのコミュニケーションに長けたD2Cブランドこそ、ブラッシュアップ型開発に向いていると思います。もちろん、そのためのアイディア出し段階からサポートも可能です。


 

恩田
恩田

御社には、そういった開発初段階から相談できる企画の部署もあるので心強いですね。

 

商品企画Y
商品企画Y

具体的な開発の方向性の提案から、専門的な研究者との間に入るコミュニケーションやパッケージデザインやまで、柔軟な感性と、経験値も生かして全面的にサポートできます。

 

広報S
広報S

また、SNSでの情報発信といった商品宣伝の際には、薬機法に則した広告表現もご相談いただけます。

 

恩田
恩田

それは頼もしいですね。

 

商品企画Y
商品企画Y

私達もまだまだ実績を増やしている段階ですが、D2Cビジネスならではのノウハウも蓄積しています。

 

恩田
恩田

具体的にはどのようなことですか?

 

商品企画Y
商品企画Y

ネットがメインのD2チャネルでは、商品の配送費が大きな負担になります。そこで、メール便(ポストに投函できる)に対応した容器の提案やメール便包装の紹介などもしています。

 

広報S
広報S

メール便は、人を介さずに受け取れるという点も安心感があり、ニーズは今後も高まりそうですね。

 

恩田
恩田

クライアントの先にいる、一般ユーザー様に届けるゴールまでを一緒に考えて開発・サポートしていく、まさに二人三脚ですね。

本日は、D2Cビジネスにおける化粧品開発についてお話を聞くことが出来ました。

コロナ禍の中、これからもっと広がっていく業態だと感じました。ありがとうございました。



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