【新着】トレンド情報 | 人気の新興ブランドでみる市場で“売れる化粧品”考察

“水素”コスメの『実は…』

トレンド情報

いざ「化粧品を創りたい!」と思っても、数多あるOEMメーカーからどこの会社を選んだらいいのか、どんなアイテムを創ったらいいのか、頭を抱える企画担当者が多いのではないでしょうか。

そこでコスメティックプランナー恩田雅世が、外部ならではの視点でホシケミカルズ担当者に切り込み、商品企画のヒントとなるようなトレンド情報や美容の潮流、さらにOEM/ODMの深部にぐぐっと迫る対談企画。他では聞けない裏話もこっそり聞いちゃいます!

登場人物プロフィール

恩田雅世 ホシケミカルズ広報S ホシケミカルズ商品企画Y
コスメティックプランナー。数社の化粧品メーカーで化粧品の企画・開発に携わり独立。現在、フリーランスとして「ベルサイユのばらコスメ」開発プロジェクトの他、様々な化粧品の企画プロデュースに携わっている。コスメと女性心理に関する記事も執筆している。
https://onda-media.com/
ヘルスケアアイテムのBtoC広報を経て、ホシケミカルズでもPRを担当。
販売時の切り口や訴求点とともに、理性(技術や理論)と感性(わくわく感)を織り交ぜた情報発信を心掛けている。
ホシケミカルズでは異色の化粧品メーカー研究部門出身という企画担当。
化学の豊富な知識や知見に基づき、成分特徴と技術を結集させた理論派コスメ企画を得意とする。

 

恩田
恩田

2020年は、“サステナブル”の大きなうねりが社会全体に浸透した年だったと感じていますが、化粧品業界でもその流れが目立ちましたね。

 

広報担当S
広報担当S

 

はい。弊社においても以前に比べ、サステナブル・環境配慮視点の商品開発が求められているのを実感しています。
最近、エアゾール缶のリサイクル率が発表されたのも記憶に新しいですね。

 

恩田
恩田

 

エアゾール缶のリサイクル率が高いとは知りませんでした。

 

広報担当S
広報担当S

エアゾールの噴射剤(ガス)というと、炭酸ガスが有名ですが、今回、私達が注目したのが“水素”です。

 

恩田
恩田

水素は、2016年頃から飲料水を皮切りに、サプリや化粧品など美容分野に広がっていきましたよね。

 

広報担当S
広報担当S

市場では、水素関連商品の売上高が2019年は191億円(健康産業新聞調べ)と前年比で微増しており、市場もまだ飽和はしていないため、今後も伸びしろがあると考えています。

 

恩田
恩田

“水素”も噴射剤として使うことが出来るんですね。

 

商品企画Y
商品企画Y

しかも、密閉性に優れたエアゾール容器では、容器から抜けやすい水素をきちんと封入できるんです。

 

広報S
広報S

水素は、国の安全基準である厚生労働省の「既存添加物名簿収載品目リスト」にも指定されているため、摂取による安全性も保障されています。
安定性がクリアになることで様々なニーズに応えていけるのでは、と思っています。

 

恩田
恩田

私も、ヨガサロンなどで設置された水素サーバーで水素水を飲んでいましたが、水素について詳しくは知りませんでした。
そもそも水素ってなんですか?

 

商品企画Y
商品企画Y

水素は、宇宙の中で最も小さく、また多く存在する原子です。水素の気体は、無色・無臭で地球上最も軽い気体と言われ、化学式は「H2」で表されます。
最近では工業用での用途も多岐に渡り、市場規模は拡大し続けています。

 

恩田
恩田

今後さらに研究が進むであろう期待の物質ですね。水素の化粧品としての一番の特長は何でしょうか?

 

商品企画Y
商品企画Y

水素の特長は、分子の小ささによる「浸透のしやすさ」と「抗酸化力」です。 ただ、抗酸化力は効果実感としてなかなか肌で感じにくいもののため、わかりやすい特長のひとつとして、ふんわりやわらかなテクスチャーのミストも実現可能です。さらに、全成分に「水素」を表記できるのも魅力的ですね。
ちなみに、通常のミスト以外にも、バブルローション(パチパチします)・エマルジョン(乳液)などの様々な剤型も対応可能です。

 

恩田
恩田

水素サプリメントも開発されたとお聞きしたのですが、抗酸化はアンチエイジングの分野で根強い二―ズがあるので、高齢化が進む現代において予防美容として人気が出そうですね。

 

商品企画担当Y
商品企画Y

弊社のサプリには、特殊な製法で作られた“マリンハイドロミネラル”が配合されています。これは、原子状水素の状態で天然塩に水素を閉じ込めた成分です。
優れた活性力をもつのが特徴で、一般的な水素サプリメントに使用されている分子状水素に比べ、高い還元力が期待できます。

 

恩田
恩田

さらに、御社では、特殊な技術で水素マスクを開発されたとお聞きしました。

 

商品企画担当Y
商品企画Y

はい。オリジナル水素供給技術”水素エアバック”方式によって、これまで困難だった水素の長期間安定配合を実現したシートマスクを開発しました。

 

恩田
恩田

なんだか、すごそうですね(汗)具体的に教えてください。

 

商品企画担当Y
商品企画Y

水素を充填したビニール製の特殊な小さな風船(水素エアバック)を、マスクや美容液と一緒にアルミ袋へ入れることで、水素入りシートマスクを作る方法です。

 

恩田
恩田

風船が中に入っているのですか?すごくおもしろいです!そんなことが可能なんですね。

 

商品企画担当Y
商品企画Y

風船からは徐々に水素が放出され、マスクに含浸されている美容液と混ざり合います。水素はアルミを通り抜けることができないため、水素エアバックから供給される水素は袋の中に閉じ込めたられたまま、なくなることはありません。

 

恩田
恩田

水素化粧品のネックであった安定性に挑戦し、長期間安定した水素入りマスクの提供が可能になったわけですね!

 

広報S
広報S

水素は高い抗酸化効果がありながら、非常に小さい分子のため、ペットボトルなどの容器の場合は徐々に水素が抜けていってしまうと言われています。
そのため、実は、水素の減少を防ぐ容器の選定も大切なんです。

 

恩田
恩田

市場にある水素の商品を色々と調べてみると、タブレット状で水素を発生させるような商品が多くありましたが、容器にまでこだわっている商品はあまり見られませんでした。

 

広報S
広報S

私達をサビから守ってくれる“水素”は、これから様々な形で、活用されていく可能性がありそうです。

 

恩田
恩田

本日は、水素とは?という基本的なお話から、革新的なオリジナル商品のお話まで聞かせて頂きとても勉強になりました。ありがとうございました。

 

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