ブーム到来！「角質ケア」訴求スキンケアの最新市場動向

「化粧ノリが悪い」「なんだか化粧水の浸透が悪い…」といった、なんとなく肌の調子が悪いと感じる方が増加しているようで、“肌不調”、“スキンケア迷子”、“なんだか不調肌”といったキーワードもよく見聞きします。

「角質層」とは、厚さわずか0.02mm程度と言われている表皮の最外層のことで、俗称として「角質」とも呼ばれています。
健常な肌であれば、古くなった角質は通常ターンオーバーにより垢（あか）となって剥がれ落ち、新しい角質細胞と置き換わっていきます。

はい、様々な要因によりターンオーバーのリズムが崩れると、古い角質が肌表面に蓄積され、肌のごわつきや毛穴の詰まりなどの角質肥厚による肌トラブルへとつながっていきます。

市販の角質ケアアイテムとしては、オイル・バームタイプのクレンジング、クレイやシカ成分を配合したマスク、スクラブ入り洗顔などの洗い流しアイテムや、拭き取りタイプの化粧水、洗い流し不要の美容液など、様々な剤型が見られました。

特に角質を取り除くケアにフューチャーしているアイテムとしては、クレンジングや洗顔と角質ケアが同時にできる２in１の多機能商品や、使い方を“朝の洗顔代わりに”とおすすめしているようなふき取り系の商品が目立っています。

そうですね。ピーリングなどの古い角質を除去するケアについては「“物理的な作用のみ”化粧品の効能として表現が可能」という薬事的な縛りも関連していると思います。
実は、”洗い流さない”角質ケア美容液でピーリング作用を謳うことは本来認められていませんが、「角質ケア＝角質層ケア」という合法的な表現を上手く使った広告手法を活用し認知が広がったと考えられます。

はい。最近紹介を開始した〈角質ケアボディウォッシュ〉というアイテムがあります。

「日々の部分ケア」または「週に数回の全身ケア」の2パターン使用が可能な、泡で出てくるスクラブ無配合の角質ケアボディソープです。

はい。角質除去ケアにおいては、なによりも“やり過ぎ”が厳禁です。高頻度でやりすぎたり、強く擦るなど使い方を間違えると、肌を傷つけたり色素沈着の原因になることもあります。
そこで当社では肌のことを考え、ひじやかかとなどの皮膚が厚く硬い部分には毎日でも使用可、全身に使用する際は皮膚が薄い部分も含む場合があるため、週に数回、日にちをあけてのご使用をおすすめしています。

推奨の使用頻度によって中身の減るスピードも変わるため、発売元様の訴求したいコンセプトや商品容量・価格のバランスなども考慮して選定いただければと考えております。

ドラックストアなどで展開されているような、安価なマス向けの商品とは一線を画し、ボディウオッシュを部位ごとに使い分けるような、こだわり派に向けて訴求できるアイテムとして特に魅力的かと考えています。

角質除去をサポートする成分として、フルーツ酸とも呼ばれている「AHA」を配合しています。
スクラブによる角質ケアと比べ、古い角質を洗い流しながらソフトに取り除くため、肌を摩擦で傷つける心配がありません。

その他のポイントとして、きめ細かい弾力泡を可能にしたポンプフォーマ―を採用し、わざわざ手で泡立てなくても、気軽にモコモコ泡による角質ケアを毎日のお手入れに取り入れることが可能です。

そうですね。泡タイプは市場であまり見られなかったので、競合他社との差別化を図れると思います。
また、在宅勤務で家の硬いイスに長時間座るなどしてお尻などのごわつきが気になるようになった人も増えているかと推察していましたが、近年おしり用の角質ケア石けんが市場で話題になったことで潜在的なニーズも明らかになりました。
直接擦って使うこの石けんタイプとは全く異なる泡タイプとなりますので、新たなボディ用角質ケアアイテムとしてお試しいただければうれしいです。

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洗い流して使用する〈薬用ブライトアップクレイマスク〉があります。

美白有効成分による「メラニンの生成を抑制して、シミ・そばかすを防ぐ」効果に加え、パックを洗い流すことによる“物理的な作用”で「メラニンを含む古い角質を取り除く」働きが期待できる美白クレイパックです。

今回紹介した〈角質ケアボディウォッシュ〉や〈薬用ブライトアップクレイマスク〉のように、ホシケミカルズでは、自分自身の肌と向き合う時間が増えた今だからこそおすすめしたい、高付加価値系アイテムも紹介していますので、興味のある方はお問い合わせ頂けたらと思います。