「自社ブランドの化粧品を立ち上げたいけれど、一体いくら予算を用意すればいいのか見当がつかない」と悩んでいませんか。
化粧品OEMの費用は、選ぶ原料や作る本数によって数百万円の差が出ることもあり得ます。
この記事では、OEM開発に必要な費用感や内訳、アイテム別の費用感の傾向、そしてコストを削るための判断基準を詳しく解説します。
読み終える頃には、あなたの予算内でどのような製品が作れるのか、具体的な道筋が見えているはずです。
化粧品OEMの初期費用は何で決まる?
化粧品OEMの費用は、主に「製造ロット数」「原料」「容器・パッケージ」「デザイン・諸経費」の4つの要素の組み合わせで決まります。
これらは互いに影響し合っており、どこに比重を置くかで1本あたりの原価(個単価)が大きく変動する仕組みです。
まずは、費用の増減を左右する基本的な要因を整理して理解しておきましょう。
| 費用項目 | 影響が大きい要素 |
| 原料費 | 成分の配合濃度、水系か油系のアイテムか、高価格原料の有無など |
| 資材費 | 容器の材質(ガラス・プラなど)、容器の形状(ボトル、エアレス容器、チューブなど)、パーツ(ポンプなど)、着色・印刷の有無など |
| 製造工賃 | 製造本数(ロット)、製造方法、充填方法など |
| デザイン・諸経費 | ロゴ作成、パッケージデザイン、試作回数など |
【参考記事】立ち上げに必要な費用の内訳(化粧品を作りたい方へ!自社ブランドを立ち上げる手順と費用を解説)

ロット数が単価を左右する
製造ロット数は、1本あたりの製造単価を決める大きな要因となります。
OEMの現場では「スケールメリット」が働くため、一度に作る本数が多ければ多いほど、1本あたりの費用は安くなります。
これは、工場の製造ライン切り替えの効率や、資材関係の一括購入により価格が抑えられる可能性があるためです。
逆に1,000本以下といった小ロット製造の場合は、固定費が分散されないため、1本あたりの単価は通常よりも高くなる傾向にあります。
原料の希少性が価格を上げる
中身となるバルク(液体やクリームなど)の価格は、配合する成分の希少性や原価に直結します。
例えば、精製水をベースにしたシンプルな化粧水と、ヒト幹細胞培養液や希少な植物エキスなどを高濃度で配合した美容液では、原料費だけで数倍の差が出ることもあります。
また、近年需要が高い植物由来のバイオアクティブ原料や独自の抽出成分を使用する場合も、仕入れ価格の上昇に伴い製造費用が押し上げられることもあります。
容器の形状で資材費が変わる
化粧品は「見た目」が重要ですが、容器の選択はコストに直結する重要なポイントです。
一般的なプラスチック製のボトルは比較的安価で軽量ですが、高級感を出すためのガラス瓶や、空気による酸化を防ぐエアレスポンプ容器を選ぶと資材費は跳ね上がります。
また、容器に直接印刷を施すのか、ラベルを貼るだけにするのかといった仕様の違いも、最終的な初期費用に影響を与えます。
さらに、外装パッケージ(化粧箱)も紙の質感や箔押しなどの加工にこだわると単価に響きますが、高級感を演出するためには重要な投資先となります。
また、通販を主軸にするのであれば、配送用の梱包箱や同梱するブランドブックの費用なども予算に組み込んでおく必要があります。
法定表示(※)のスペースが確保できるのであれば、より価格を抑えるために、透明なフィルムを熱で収縮させ容器を密封するシュリンク包装という選択肢もあります。
※化粧品の法定表示とは?
薬機法に基づき、化粧品の容器や化粧箱に必須記載が義務付けられている情報のことです。
販売名、製造販売業者の情報、成分、製造番号、内容量などが含まれ、消費者の安全と製品識別のため、基本的に7pt以上の文字サイズで表示する必要もあります。
参考文献:医薬品医療機器等法における化粧品の表示(東京都健康安全研究センターHP)
特注のデザインは外注費が嵩む
ロゴデザインや外箱のデザインをOEMメーカーに依頼する場合、別途デザイン制作費が発生する可能性があります。
自社で完全なデザインデータを用意できればこの費用は抑えられますが、化粧品のパッケージには薬機法に基づく成分表示(下記参照)などの専門知識が必要です。
プロに依頼することで法的なリスクは避けられますが、修正回数が増えたり複雑な加工を施したりすると、デザイン関連の外注費が膨らんでいくことになります。
これはアレルギーを持つ消費者が、自分に合わない成分が含まれていないかを確認できるようにするためです。
記載順序にも「配合量の多い順に書く」といった厳格なルールがあるため、OEMメーカーが作成する成分表を元に、正確な情報を表示しなければなりません。
しかし、業界団体が自主基準を設けており全成分表示が推奨されています。
また、化粧品と違い、必ずしも配合量の多い順での表示とは限りません。
「有効成分」と「その他の成分」の2グループに分けて表示する、もしくは、有効成分とその他の成分を一緒に記載し、有効成分に※印をつけて「※は有効成分、無印はその他の成分です」のように表示するという2パターンが認められています。
アイテム別の費用感傾向
化粧品OEMでは、作るアイテムの種類によって製造方法、必要な設備が異なるため、相場感も変わります。
あなたが検討している製品がどのカテゴリーに属するのかを確認し、おおよその目安を把握しておきましょう。
【参考ページ】スターラボ・グループの製造工場一覧

| アイテム種別 | 特徴 |
| 化粧水 | 成分の多くが精製水で構成されている場合は比較的安価 |
| 美容液 | 高価な成分や、希少性の高い成分など美容成分を多く配合している場合は比例して高額になりやすい |
| クリーム | 製造方法に加え、配合する成分の種類や量、高価格の成分であれば比例して高額になる |
| フェイスマスク | シートの材質、製造LOT数、美容液量、パッケージ形態で大きく変動 |
化粧水は比較的単価を抑えやすい
化粧水は他のアイテムと比較して、1本あたりの製造単価を低く抑えやすい傾向にあります。
成分の多くが精製水や水溶性成分(保湿剤・アルコールなど)で構成されており、大掛かりな乳化設備を必要としないケースが多いためです。
ただし、大容量サイズにする場合は容器代や送料が増し、逆に非常に高価な成分を訴求ポイントにする場合は、美容液に近い価格帯まで上昇することもあります。
【参考ページ】「化粧水」ODM製品一覧

美容液は高濃度で単価が高い
美容液は、化粧品のラインナップの中で単価が高くなりやすいアイテムのひとつです。
ブランドの目玉となる成分を凝縮して配合することも多く、原料原価が他の製品よりも高くなる可能性が高まります。
また、高価な中身を守るために遮光性の高い容器や気密性の高いスポイト容器が選ばれることも多く、資材面でもコストがかかるのが一般的です。
【参考ページ】「美容液」ODM製品一覧

クリームは製造工程が複雑で高粘度バルクに対応する充填設備が必要
クリームやバームなどの乳化製品は、
水相と油相を適切に混ぜ合わせるための製造設備や、高度な技術と時間が必要となり、工賃が比較的高めに設定されます。
さらに、次工程である「充填」においても、粘度の高いバルクに対応できる充填設備が必要となります。
こうした設備の有無によって、対応可能な剤型や生産効率が左右される点も、コストに影響する要素の一つです。
【参考ページ】「乳液・ジェル・クリーム」ODM製品一覧

フェイスマスクは枚数で変動
フェイスマスクの費用は、シートの素材、含浸させる美容液の量、そしてパッケージの形態で決まります。
1枚ずつの個包装にする場合は、アルミ袋の資材費と充填代が重なりますが、30枚入りの大容量タイプ(BOXタイプ)にすれば、1枚あたりのコストは下がる可能性があります。
最近では小ロットで個包装に対応してくれるOEMメーカーも増えていますが、基本的には枚数規模がコストメリットに直結するアイテムです。
【参考ページ】「パック・マスク」ODM製品一覧

費用を最小限に抑える判断基準
予算に限りがある中で高品質な製品を作るためには、どこにお金をかけ、どこを削るかという明確な基準が必要です。
ここでは、品質を落とさずに初期費用を最小限に抑えるための具体的なテクニックを紹介します。

| 削減ポイント | 期待できる効果 | メリット |
| 既成処方の利用(ODM処方) | 開発期間と試作費の圧縮 | スピーディーに商品化が可能 |
| 金型を起こさない「汎用容器」の活用 | 金型代や最低発注数の回避 | 開発期間は短縮できるが選択肢が限られる |
| 小ロット発注 ※ホシケミカルズは1,000個よりご対応が可能です。 | 在庫リスクの低減 | 1本単価は高くなるが総額を抑えられる |
既成の処方で申請・試験費用を抑える
ゼロから独自の配合を考える「フルオーダー」は魅力的ですが、特に医薬部外品や日焼け止め(UVケア)のSPF試験などは申請・試験費用が膨らみます。
コストを抑えたい場合は、OEMメーカーが既に持っている既存のODM処方をベースにするのが賢明です。
既に申請・試験済みの処方を活用することで、試作回数を最小限に抑えられ、開発期間の短縮にもつながります。
香りを変えたり、特定の成分を1つ追加したりするだけで、オリジナリティを出すことは十分に可能です。

ホシケミカルズでは、すぐに商品化できるまで中身を作りこんだODM処方を揃えています。ODMアイテムをご活用いただくことで開発期間の短縮が可能です。
【参考記事】ホシケミこだわりのODMプロジェクト ~医薬部外品編~

【参考記事】ホシケミこだわりの化粧品ODMプロジェクト ~化粧品編~

汎用の容器を利用して型代を浮かす
容器を完全にオリジナルで作りたい場合、数百万単位かパーツが多ければそれ以上の「金型代」が発生することがあります。
これを避けるには、汎用的に流通している「スタンダード容器」を選ぶのが基本です。
既存の容器であっても、キャップの色を変えたり、高品質なシュリンク加工やラベルデザインを施したりすることで、
【関連ページ】スターラボ・グループのインドネシア容器工場

1,000本単位の小ロットを選ぶ
初期投資の「総額」を抑えたいのであれば、1,000本単位からの小ロットに対応しているOEMメーカーを選びましょう。
1本あたりの単価は高くなりますが、売れ残って廃棄するリスクや、在庫を保管するスペースのコストを考慮すれば、新規参入時には最も安全な選択と言えます。
まずはテストマーケティングとして市場の反応を見て、手応えを得てから大量生産に切り替えるのが、赤字を出さないための定石です。
販促費を削り中身に投資する
初期段階で豪華なパンフレットや店頭什器にお金をかけすぎるのは禁物です。
SNSや自社サイトでの販売が中心であれば、過剰な販促物は不要になります。
その分、製品の中身(バルク)や、エンドユーザーである顧客の皆さまが直接触れる容器の質感に投資を集中させましょう。
製品自体のクオリティが高ければ、リピート購入につながり、結果として長期的なコストパフォーマンスが向上します。
【参考記事】利益を左右する原価と費用の内訳
(化粧品OEMを使ったビジネスは本当に儲かる?利益率の目安と失敗しないための成功戦略!)

予算オーバーを防ぐために確認すべき項目
見積書を受け取った際、表面上の「製造単価×本数」だけを見ていると、後から思わぬ追加費用が発生して予算をオーバーすることがあります。契約前に必ず確認しておくべき「隠れたコスト」を整理しました。
| 確認すべき項目 | 内容 | 見落とした際のリスク |
| 試作回数 | 無料で対応してくれる範囲 | 何度もやり直すと追加請求が発生 |
| 配送・送料 | 工場から納品先までの運賃 | パレット輸送などで高額になる場合がある |
| 薬事確認 | 表現のチェックや申請代行 | 専門家への外注費が別途かかる可能性 |
| 在庫保管 | 完成品の預かり期間と料金 | 自社倉庫がない場合に月額費用が発生 |
試作の回数制限を確認する
多くのOEMメーカーでは、2〜3回程度の試作は無料、あるいは初期費用に含まれています。
しかし、納得がいくまで何度も作り直しを要求すると、4回目以降から「試作手数料」として、追加の試作費用が発生する場合もあります。
費用の有無や金額はOEMメーカーにより異なるため、事前に確認することが重要です。最初の打ち合わせで要望を細かく伝え、試作のゴールを明確にしておくことが、出費を防ぐコツです。
配送費が送料込みか見極める
見積書の金額が「工場渡し(工場まで取りに行く条件)」なのか、「指定場所への納品込み」なのかを確認してください。
化粧品は液体や瓶が含まれるため重量があり、特に発注数が多いと送料だけでまとまった費用がかかることがあります。
遠方の工場に依頼する場合は、この輸送費が無視できない負担になるため、あらかじめ納品先を伝えて見積もりを出してもらいましょう。
薬事関連費用の確認
化粧品を販売する際、パッケージやウェブサイトでの表現は「薬機法」によって厳しく制限されています。
このチェックや届出をOEMメーカーがサポートしてくれるのか、それとも専門の行政書士等を紹介されて別途費用がかかるのかは大きな違いです。
法的なトラブルはブランド終了の危機を招くため、プロのサポートが含まれているかどうかはコスト以上の価値があります。
在庫の保管手数料を算出する
製造した製品を一度にすべて引き取れない場合、OEMメーカーの倉庫に預かってもらうことになります。
最初の1ヶ月は無料でも、それ以降は「保管料」や「入出庫手数料」が発生することもあります。
自社で発送作業を行うのか、物流倉庫と契約するのか、OEMメーカーへ出荷を依頼するのか、販売後のランニングコストも含めて予算を組まなければ、
コストパフォーマンスが高いOEM企業の選び方
単に「安い」だけのOEMメーカーを選ぶと、納期遅延や品質トラブルでかえって高くつくことがあります。
あなたのビジネスにとって真にコストパフォーマンスが高いパートナーを見極めるためのポイントを解説します。
【参考記事】【誰でも分かる】化粧品OEMとは?メリットから費用、メーカーの選び方まで解説


| 選定ポイント | 理由 | 確認する方法 |
| 得意分野の一致 | 製造ラインの効率が良く、安くなる可能性が高い | 過去の開発・製造実績を確認する |
| 原料調達基盤(商社機能の有無) | トレンドに対応した原料から、汎用性の高い原料、独自原料まで予算に合わせて選択肢が広がる | HPなどで公開している情報を確認する、原料の調達ルートを確認する |
| 処方の実績数、既存処方(ODM処方) | 開発のスピードが上がる | HPなどで公開している情報を確認する、または問い合わせる |
得意分野と自社ニーズを照らす
OEMメーカーごとに、得意とする製品カテゴリや保有する設備は異なっています。
検討している製品ジャンルとOEMメーカーの強みが一致していない場合、設備や工程の最適化がされておらず、製造効率が下がり、結果としてコストパフォーマンスが悪化する可能性があります。
例えば、ヘアケア製品を主力としている工場に別ジャンルの製品を依頼すると、製造ノウハウや技術が十分でないケースもあり、工賃や試作回数の増加につながる可能性があります。
そのため、依頼したい製品ジャンルでの処方開発はもちろん、製造実績や設備などを事前に確認することが重要です。

ホシケミカルズでは、スキンケア・ヘアケア・メイクアップといった複数カテゴリに対応した研究開発・製造体制を構築しています。中でも、メイクアップ品はロット数が高い傾向にありますが、ホシケミカルズでは基本1,000個から対応しています。
初期費用を抑えながら、メイクアップ領域のビジネスに挑戦する企業様を後押ししたい考えからです。
【参考ページ】スターパック工場(メイアップ製造)

【関連記事】化粧品OEMお役立ち情報 | ④相性の良い化粧品OEM企業の見極め方とは?

原料調達基盤を調べる(商社機能の有無)
OEMメーカーの中には、原料メーカーを母体としている企業や、自社で植物の抽出設備を持っている企業もあります。
「特定の成分を高濃度で配合したい」「差別化できる原料を採用したい」といった要望がある場合、その成分を自社調達できるOEMメーカーを探すのが近道です。
原料調達力が高いOEMメーカーを選定することは、製品競争力を高めるうえで有効な視点の一つといえます。

ホシケミカルズは、原料商社として事業を開始し、その後OEM事業へも展開してきた背景を持ちます。
現在も原料商社機能を有しており、取扱原料の種類が豊富です。
新規原料に関しては積極的に検討していくスタンスで、それがまた次の新しい原料や情報を原料メーカー様からご提供いただき、OEM・ODM開発の充実という好循環に結びついています。
参考記事:独自基準を設けて安全面にこだわったODM/OEM製品の処方開発を推進(週刊粧業 2025年1月27日号より)
【参考ページ】ホシケミカルズの「原料部門」

【参考ページ】すぐにご提案可能なおすすめ原料

デザイン制作の有無を比較する
社内にデザイン部門を持つOEMメーカーであれば、パッケージデザインから薬事チェックまでワンストップで対応してもらえる可能性があります。
一方で、デザインを外部に依頼する場合は、デザイン会社の選定や進行管理が必要になるものの、ブランドコンセプトや予算に応じて最適なパートナーを選べるというメリットがあります。
特にデザインに強いこだわりがある場合や、ブランディングを重視したい場合には、専門性の高いデザイン会社と組むことで、完成度を高めることも可能です。
OEMメーカーによっては、懇意にしているデザイン会社の紹介を行っているケースもあります。
処方の実績数で開発スピードを測る
過去にどれだけの処方を開発してきたかは、そのまま「開発コスト」に影響します。
実績豊富なOEMメーカーは、蓄積されたデータベースを活用した最適な提案ができるため、製品化までのスピードが圧倒的に早くなる可能性があります。
時間がかかるほど人件費や機会損失という形で見えないコストが発生するため、実績数は重要な選定基準となります。

ホシケミカルズでは処方実績が約15,000件と豊富です。
また、すぐに商品化できるまで中身を作りこんだODMアイテムも揃えています。
ODMアイテムをご活用いただくことで開発期間の短縮が可能です。
【参考ページ】スターラボ・グループにおける化粧品の研究・開発体制

【関連記事】化粧品OEMお役立ち情報 | ⑩化粧品OEM業界の傾向から見る「ホシケミカルズの特長」とは?

化粧品OEM費用のシミュレーション手順
具体的な予算計画を立てるために、以下の手順でシミュレーションを進めてみましょう。
| 手順 | 実施内容 | 注意点 |
| 1.仕様確定 | 種類、容量、ターゲットの決定 | 曖昧だと見積もりがブレる |
| 2.算出 | 原価から販売価格を算出 | 粗利を確保すること |
| 3.精査 | 追加費用の有無を細かく確認 | 納期や支払い条件もチェック |
手順1:作りたい製品の仕様を固める
まずは「何を、誰に、いくらで」売りたいのかを明確にします。
「しっとり系の化粧水、150ml、30代の乾燥肌向け、配合するキー成分は〇〇」といった具合に具体化してください。
最低限このくらいの仕様が固まっていないと、OEMメーカーで概算を出すことが難しいのが現状です。
H3:手順2:原価から販売価格を算出する
次に、作りたい製品の原価から販売価格を算出します。
一般的に化粧品の原価率は10%~40%と低い傾向にあると言われていますが、広告宣伝費や流通経費も考慮しておきましょう。
使用感など中身のイメージが定まっていない場合は、その製品を市場でいくらで販売したいか?から逆算する方法も効率的です。

製品の原価率は、リリース時と販売の拡大期とで異なるパターンも見られます。
例えば、立ち上げ初期は小ロットで製造し、テストマーケティングを行いながら販売状況に応じて製造数を増やし、段階的に原価率の改善を図っていくケースです。
製造数量や仕様(容器や外箱などの資材含む)、さらに販売価格との関係もあり、初期段階から低い原価率を実現するには一定のハードルがあります。
段階的に最適化していく前提で戦略を組むことが現実的です。
手順3:追加費用の有無を精査する
出てきた見積もりに対して、前述した配送費や試作費が含まれているかを確認します。
すべての費用を洗い出し、販売開始までに必要な「本当の初期費用」を確定させることが、自信を持って事業計画を進めるための最後のステップです。
まとめ
この記事では、化粧品OEMにおける費用感と予算を適切に管理するためのポイントについて解説しました。
予算内で理想の製品を作るためには、単なる安さではなく、中身とコストのバランスを見極める力が不可欠です。
- 化粧品OEMの費用は、ロット数・原料・容器・デザインの組み合わせで大きく変動する。
- 化粧水は処方によっては比較的安価だが、美容液やクリームは製造工程と成分により単価が高くなる傾向にある。
- 既成処方の利用や在庫容器の活用により、品質を維持したまま初期費用を大幅に削減できる。
- 見積もり時には試作回数や配送費、薬事確認などの「隠れたコスト」を必ず精査する。
まずは、あなたが作りたい製品の優先順位を整理し、OEMメーカーを検討するところから始めてみてください。
一歩踏み出すことで、あなたのブランドが形になる現実的なイメージが掴めるはずです。
化粧品OEMでのブランド立ち上げや、オリジナル商品の開発にご興味をお持ちでしたら、ぜひホシケミカルズ株式会社へ一度ご相談ください。
弊社では小ロット(基本1,000個~)から製造に対応しており、豊富な実績とノウハウでお客様の理想の化粧品づくりをサポートします。
商品企画から処方開発、薬事申請、製造、販売戦略まで一貫してお手伝いすることも可能です。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ホシケミカルズの「化粧品OEM」について詳しく知りたい方はこちら

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